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世界初オニヒトデの高密度幼生の発見

最終更新日:2016.4.25

平成28年4月20日、本学テニュアトラック推進機構の安田仁奈准教授らの研究チームによる、「世界初オニヒトデの高密度幼生の発見」のニュースが複数のメディアで報じられました。

安田仁奈准教授らの研究チームは水産総合研究センターの研究チームと共同で、世界で初めてオニヒトデのプランクトン幼生の高密度集団を発見しました。オニヒトデはサンゴを食べる大型のヒトデで、宮崎を含むインド洋・太平洋の世界中のサンゴの海で、原因不明の大量発生を繰り返しており、サンゴ礁生態系の保全におけるもっとも大きな課題とされています。オニヒトデは小さい時は1㎜に満たないプランクトン幼生期を過ごしており、この時期の挙動が大量発生に関与していると考えられているものの、顕微鏡下での幼生探索は大変な作業であるうえ、他の棘皮動物と形態が似ていて同定できないために、野外においては知見がほとんどありませんでした。
本研究では、遺伝子マーカーを用いて野外オニヒトデ幼生の同定を行うことで、高密度集団の同定に成功しました。

今回の発見は、今後オニヒトデ大量発生機構を解明したり、大量発生を予測するうえでの基礎となる極めて重要な知見であるといえます。


【朝日新聞デジタル 「沖縄)世界初、オニヒトデ幼生の「巣」発見 石西礁湖」(4月21日)】


オニヒトデ幼生

オニヒトデの大量発生


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