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だから! 宮大農学部

豚の飼育から加工、消費までを体験~Be-Corns!プロジェクト~

最終更新日:2015.3.20


普段私たちが何気なく口にしている精肉やハム・ベーコンなどの加工品。これらは一体どのようにして生産されているのか、生産者の苦労や思いはどのようなものか、こうした気持ちから、「豚を飼育し、それを肉として加工し、そして食べる」という生産から消費までの一連の流れを行った学生グループがいます。

農家の思いを知りたい・伝えたい

彼らの名前はBe-Corns! (ベーコンズ) プロジェクト。
農学部畜産草地科学科の学生が中心となり、2013年に結成されました。
生産者の立場を体験した上で、食の大切さを消費者に伝えるため、まず、養豚農家に出向き話を聞くほか、食肉加工センターで加工の様子を見学するなどして畜産現場を学ぶ一方、メンバーでミーティングを重ね、具体的な計画を練りました。また活動状況をSNSやウェブサイトなどで発信するようにもしました。

しかし、豚の搬入の準備をしていた矢先に県内でPED(豚流行性下痢)が発生し、一時計画がストップしてしまいますが、「とっても元気!宮大チャレンジプログラム※」に企画が採用され大学からの支援が受けられるようになり、またPEDも沈静化したことから、2014年9月に子豚を2匹、農学部内の畜舎で飼うことになりました。
飼育は害虫の発生や、糞、臭いの対策など様々な問題が起こりましたが、なるべく自分達で調べて解決するよう努めました。

思いをこめた「いただきます」

そんな試行錯誤を繰り返し、約3ヶ月間大切に育てた豚を、いよいよ出荷する時がきました。
加工業者に豚を搬入し、大きな肉の塊となって帰ってきた際は複雑な思いでしたが、実際に食べてみると「おいしい」と感じたそうです。それには大切に育てたからこそ、きちんとおいしく食べてあげたい、という思いもあったようです。

団体名のBe-Corns!とは、家畜のえさであるcorn(とうもろこし)のように、家畜の源となる団体となりたいという思いからつけられた名前です。
今後活動は後輩達に引き継がれ、食の大切さを伝える試みは続けられていきます。

※とっても元気!宮大チャレンジプログラムとは
将来、社会でリーダーとして活躍する宮大生の企画・運営・実施能力を高めるためのもので、企画案を提出し、審査に合格した企画は、大学の資金援助等のバックアップを受けることが可能となります。
※Be-Corns! プロジェクトは平成27年2月に行われた同プログラムの成果発表会での選考の結果、優秀賞を受賞しました。

Be-Corns! プロジェクト
Facebook
webサイト

参加学生のコメント

  • 小さな規模ではありますが畜産の生産に携わることができ、体験を通して学ぶことは大きかったです。(畜産草地科学科2年)
  • 一人ではできないことも、同じ目的を持った者が集まることで達成できました。
  • また、私の学科では体験できないことを経験できて良かったです。 (植物生産環境科学科1年)
  • 今回初めて家畜を飼うことで、生産者さんの苦労の一部を知ることができ、本当によい経験ができました。もし、また家畜を飼う機会や生産者さんと仕事をする機会があれば、今回の経験を大いに活かしていきたいと思います。(畜産草地科学科3年)
  • 初めて豚の飼養から加工まで行うことができて、本当にいい経験になりました。来年度からも、様々な方々にBe-cornsの活動を知ってもらえるように頑張ります。(畜産草地科学科2年)
  • 豚を飼い、加工をして食べた初めての経験を通して、飼育の大変さや家畜の命を育てる責任、だんだん近づく屠畜の日に向けての切ない気持ちを知ることができ、食事の前の「いただきます」を以前より意識して言うようになりました。 (畜産草地科学科2年)
  • 1つの目標をやり遂げる困難さやその達成感、また人とのつながりの大切さを知ることができ、良い経験になりました。(畜産草地科学科3年)
  • 自分たちで実際に豚を飼育するということは、誰もができることではないので、非常に貴重な経験をすることができました。(畜産草地科学科3年)
  • ブタを育て、「食べる会」までを通して、たくさんの方とのすばらしい交流の場が得られました。一つの目標に向かって皆で考え、奮闘することがこんなに感動的なものだと思っていませんでした。この一年間の経験は、私の人生の中での宝物です。丁寧に教えてくださった先生方、先輩方、協力してくださった皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。(畜産草地科学科1年)
  • 豚の飼育など初めての事が多くて大変だったけど、活動に参加出来て本当によかったです。(畜産草地科学科2年)
  • 初めて自分たちで豚の飼育から加工までを体験して、大変さと達成感を感じることが出来ました。そして、私たちのためにたくさんの方々が力を貸して下さいました。この活動を通して、畜産だけではない他の多くのことも学べたと実感しました。 (畜産草地科学科3年)

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